クリスマス会 2014

クリスマス発表会を一週間前にひかえた夜。

 

3歳の長女と、寝る前に歌を一緒に練習した。

 

 

 

まず私が歌のお手本をみせた。

 

 

やっきいも♪ やっきいも♪ おならがプゥ~♪

 

 

と歌うと、

 

 

 

長女から、違うで~

 

 

と突っ込みがはいった。

 

 

やっきいも♪ やっきいも♪ おなかがグゥ~♪

 

 

ながで~

 

 

『お父さん間違えちゅうやんか~』

 

 

『も~(*`皿´*)ノ』

 

 

と寝る直前まで怒られた。

 

 

私は歌詞を適当に歌うクセがある。

 

 

治さねば、今後も怒られっぱなしになるだろう。

 

 

この日はとても練習どころではなくなった。

 

 

 

 

次の日の夜は、長女が

 

 

『お父さんなに食べたい?』

 

 

と聞いてきて、私はカレーと答えた。

 

 

おままごとが始まった。

 

 

『はい、カレーできたよ。』

 

 

と透明のカレーを渡してきたので、

 

 

『ありがとう』

 

 

とモグモグ食べていると、

 

 

『違うろ~ (*`皿´*)ノ 』

 

 

『ちゃんとスプーン使わんといかんろ~』

 

 

とまた怒られた。

 

 

 

 

言っておくが、消灯した寝室である。

 

 

ベッドで二人して横たわっているシチュエーションである。

 

 

 

『お父さんもカレー作って~』

 

 

というリクエストがきたので、嫌な予感がしながらも

 

 

『はい、カレーできたよ。』

 

 

と渡すと、

 

 

『違うろ~ (*`皿´*)ノ』

 

 

『カレーはちゃんとお皿にいれんといかんろ~』

 

 

『フ~フ~せんんと食べれんろ~』

 

 

とやはり怒られた。

 

 

 

 

人間の想像力には限界がないのだ。

 

 

長女にはカレーが見えているし、スプーンも見えている。

 

 

お皿があるかないかも、ちゃんと分かるのだ。

 

 

 

この日も、お歌の練習どころではなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

結局、ほとんど練習できずに、クリスマス発表会当日をむかえた。

 

 

 

さっそく長女の出番だ。

 

 

長女は2列目に立って歌っている。

 

 

私とヨメは、いつも体育館の一番うしろの出入り口側に陣取る。

 

 

長女もそれを知っていて、私たちをすぐに見つけた。

 

 

ビデオ越しにみる長女は、終始こちらをみてニヤニヤ。

 

 

歌いながら前に立っている園児にわざと隠れたり、でてきたりを繰り返した。

 

 

後日談だが、長女は演奏会の本番で、私たちに向かって、かくれんぼをしていたよーだ。

ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!!

 

 

 

 

さて、気をとりなおして次の出番は演劇である。

 

 

 

 

畑で遊んだドロだらけの野菜たちが、お風呂にはいるのだ。

 

 

長女はほかの5人の園児と一緒に、大根さんに扮していた。

 

 

 

ナレーションで、

 

『大根さんが真っ白になったのは、なんでかな~?』

 

 

「お風呂にはいったき~\(^o^)/』

 

 

と長女だけ元気いっぱいに土佐弁で答えた。

 

 

 

ちなにみに人参は長湯して赤くなり、

 

 

ゴボウはお風呂で遊んでいて黒いまま。

 

 

というオチである。

 

 

 

この日は心配だった4ヶ月の次女も泣かずにお利口さんだった。

 

 

 

 

さて、クリスマス発表会が終わり、今年のイベントはクリスマスを残すのみ。

 

 

長女よ。

 

 

お父さんをねぎらっていれば、良いことがあるかもよ。

 

 

 

ニヤリ( *´艸`)