親戚集合

母方の婆ちゃんの7回忌があった。

 

 

そのため大阪から親戚が来高。

 

 

土曜の夜は親戚一同で晩餐会としゃれこんだ。

 

 

 

親戚というもんは、たまに会うと良いものである。

 

 

 

ふだん会わないだけで、こんなに親戚が沢山いると思うとなんだかホッとした。

 

 

 

 

 

 

 

うちの親父は次女を写真におさめたくて、ケータイで何度もトライをしていた。

 

 

おとん『はい、チーズ』

 

 

次女『たっち~。(/・ω・)/』

 

 

おかん『は~い。ヽ(´▽`*) タッチ~』

 

 

おかん『こらこら。タッチしたらおかんの手で、次女の顔が隠れるやろ。』

 

 

 

 

おとん『もう一回。はい、チーズ』

 

 

次女『タッチィ (*^^)v』

 

 

おかん『はい、(*‘ω‘ *)タッチ。』

 

 

おとん『だからタッチしたら、おかんの手しか写らんやろ。』

 

 

 

 

こんなしょーもない天然コントを、5回くらい繰り返していた。

 

 

天然ボケのおかんと、酔って真っ赤なタコになったツッコミ担当のおとん。

 

 

 

私とヨメも、晩年はこうなってしまうのだろうか。

 

 

 

 

 

 

さて、ボチボチ晩餐会もおひらきという頃合い。

 

 

突然、部屋の電気が消えた。

 

 

『あれ (゜o゜)ブレーカー落ちた?』

 

 

と思っていると、

 

 

店員さんがハッピーバースデーを歌いながらケーキを持ってきた。

 

 

そうだ。3日後は私の誕生日。

 

 

こんな歳になっても、こんなサプライズがあるなんて。

 

 

照れるわい(*´з`)

 

 

 

 

と思っていたら、ケーキは私の横を素通りしていった。

 

 

 

そして、予約席の奥にいた知らない小学生のもとへ。

 

 

 

うちの親族はみんな気のいい連中なので、知らない小学生にみんなでハッピーバースデーを歌っていた。

 

 

クソォ。こいつら完全においらのバースデーを忘れていやがる。

 

 

 

 

まぁ良い。

 

 

 

今回は亡くなったお婆ちゃんを思い出す日である。

 

 

 

婆ちゃんのおかげで、またこうやって親戚一同が集まることができたのである。

 

 

 

 

大阪の叔父が酔い酔いで、

 

 

『おまえも家族連れて、たまには大阪へ来い。』

 

 

と100回くらい言っていた。

 

 

 

 

 

私からすれば、都会に親戚が住んでいて遊びに行けるというのは有り難いお話。

 

 

 

大阪の連中からすれば、帰る田舎があるというのもこれまた有り難いことだろう。

 

 

 

 

 

 

いつか叔父が元気なうちに、家族で大阪へ行こうかな。