姉妹愛

車に積んであったベビーカーを玄関まで持ってきた。

 

 

そのベビーカーに2歳の次女を座らせた。

 

 

そして、ヨメと一緒に写真を撮っていたら、5歳の長女が走ってきた。

 

 

長女『なにしゆーが?』

 

 

 

私『お父さんのお友達で欲しいっていう人がおるき、明日あげるがで。』

 

 

私『ほんで最後やき、記念に写真撮りゆうが。』

 

 

 

 

長女『もういらんき、お友達にあげるが?』

 

 

長女『もう一緒に遊べんなるが?』

 

 

長女は泣きそうな顔をしている。(> <。)

 

 

 

 

長女よ。

 

 

落ち着け。 

 

 

あげるのはベビーカー。

 

 

友達に次女をあげるわけない。

 

 

というと照れたように笑っている長女であった。

(*゚.゚)ゞポリポリ

 

 

 

少しだけ姉妹愛を垣間見た、今日この頃であった。

 

 

 

 

 

 

次女は『お父しゃんだい好ち。』

 

 

と言ってほっぺにチュウをしてくれる。

 

 

置き土産でほっぺに鼻水までついてくる。

 

 

なんというサービス精神。

 

 

こんな次女も、もうベビーカーに乗らなくなるのか。

 

 

と思うと、なんだか寂しさもあり、感慨深くもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。

 

 

節分である。

 

 

『保育園で鬼さんが現われたら、次女をたすけるのだ。』

 

 

という指令を長女にだしていたが、長女は一目散に逃げたらしい。

 

 

おかげで次女は大泣き。

 

 

そのあと、押し入れのなかにはいって放心状態だったそうな。

 

 

 

 

いつか。

 

 

長女は、妹を護れるお姉ちゃんになってほしい。

 

 

次女は『か行』を発音できるようになってほしい。

 

 

 

 

 

 

ちなにみ二人がキティちゃんを取り合いするとこうなる。

 

 

長女『あたしのキキィちゃんで。』

 ヾ(*`⌒´*)ノ

 

 

次女『あたちのチチィちゃんやち。』

 ٩(๑`н´๑)۶