姫路セントラルパーク

 

5月3日

 

 

やって来ました。姫路セントラルパーク。

 

 

マイカーでサファリを回れるというから驚きだ。

 

 

 

 

我が家の車のすぐそこにピューマ、ライオン、トラがいる。

 

 

残念ながらほとんどの動物が日曜のお父さんの如く、ゴロゴロ寝ていたのだが。

 

 

それでも、普段載っている車の窓からデカイ動物を眺めるのは、なんとも乙なものだ。

 

 

キリン、ゾウ、ラクダは肉食動物より元気に歩いていた。

 

 

『ホラっ見てみて、キリンでっ。水を飲みよる。』

 

 

『ホラホラっ。ゾウで!見える?そこにおるで。』

 

 

ヨメさんに、『子供よりはしゃぎゆうやんか。』

 

 

となだめられた。

   

 

 

 

 

最後のサイの迫力がには度肝を抜かれた。

 

 

このでかさ。

 

 

このフォルム。

 

 

この皮膚感。

 

 

恐竜感を存分に残すこの動物の迫力に、私は子供以上に感動したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

サファリの後は遊園地ゾーン。

 

 

最初は4歳の次女が大好きなメリーゴーランドで遊んだ。

 

 

16時を過ぎると遊園地は空いてくる。

 

 

我々は二手に分かれた。

 

 

私の担当は7歳の長女。

 

 

長女の好きなハード系ジェットコースターやくるくるマシーンに乗りまくった。

 

 

 

 

 

17時になると全く並ばなくて乗れる。

 

 

私は三半規管が極端に弱く、すぐ吐きそうになるので途中からは長女だけで乗ってもらった。

 

 

長女は15連続くらいくるくるマシーンに乗っていた。

 

 

私にそっくりな長女だが、三半規管は強いようだ。

 

 

 

 

 

遊園地も終盤。

 

 

意を決してフリーフォールに並んだ。

 

 

高いところから落下するやつだ。

 

 

なにかのトラブルで絶命することはないだろうか。

 

 

三半規管は耐えうるのだろうか。

 

 

長女の横で失神はしないだろうか。

 

 

様々な想定を試みたが、持ち前の勇気とガッツで乗ることにした。

 

 

 

 

 

『ガタンガタン』と天高く昇る。

 

 

『ガタガタガタ』と前へ装置が前へ進む。

 

 

もう足元には下界が見える。

 

 

覚悟を決める間も無く、次の瞬間、レバーが外され落下。

 

 

私と長女は無重力を味わった。

 

 

 

 

 

決して失神はしなかった。

 

 

あの緊張感と終わった後の安堵がやみつきになり、結局3回連続乗った。

 

 

 

長女と、またこの地に帰ってくると固い約束をし、姫路セントラルパークをあとにした。