工作王

 

 

小学2年の長女が誕生日に、工作の本を買った。

 

 

最初は

 

『リカちゃん人形がえい』

 

と言っていたが、去年の誕生日に買ったリカちゃん人形は引っ越したあと、押入れにいれたままだ。

 

 

前のやつとは違うリカちゃんだそうだが、きっとまた飽きる。

 

 

長女は工作が好きなので、工作の本を買うよう私の話術で説得した。

 

 

決して、決して、家のローンの借金苦で安いプレゼントに誘導したわけではない。

 

 

 

 

 

 

私の刈り上げをシャリシャリ撫でながら、アマゾンで工作の本を選ぶ長女。

 

 

考え事をするときは、私の刈り上げをシャリシャリする。

 

 

長女は、ピタゴラスイッチの凄いやつを作る本をチョイス。

 

 

とても小学2年には無理だ。

 

 

なんとか私の話術で誘導して、紙コップやペットボトルで簡単に作れるやつにした。

 

 

 

 

 

 

その日からペットボトルのキャップやら、ヨーグルトの容器に至るまで、きれいに洗って工作用に保存した。

 

 

ティッシュの箱に至っては、4歳の次女と奪い合いをする始末だ。

 

 

 

 

 

まず最初に長女が作ったのは・・・

 

 

風で動く車だ。

 

 

ペットボトルのキャップに穴をあけて、竹ひごを通し、竹ひごにストローを通し、段ボールに固定。

 

 

段ボールにはプラスチック容器で帆を立てれば、風で動く車の完成だ。

 

 

 

 

 

誇らしげに車を動かす長女。

 

 

『リカちゃんより工作の本が良かったやろ?』

 

 

と聞くと

 

 

『うん ヾ(*´Ο`*)/

 

 

とご満悦だ。

 

 

 

 

 

 

 

続いてはお出かけ3点セット。

 

 

ティッシュ箱でお出かけカバンを作った。

 

 

ポッキーの箱でケータイ電話を作った。

 

 

ショートケーキ用の紙袋でお財布を作った。

 

 

どれも長女の好きな水色で統一され、長女の手作りデコレーションや、大事にしまってあったシールを貼ってある。

 

 

力作である。

 

 

今度は妹にも作ってあげるらしい。

 

 

 

 

 

夏休みには、もっと凄いのを作ると鼻息荒い。

 

 

手伝いが大変だが楽しみだ。