ランチミーティング

 

サラリーマンになった夢をみた。

 

 

私が転職した会社は、高校の友達が2人入社していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

入社して1カ月。

 

 

初めての全体ランチミーティング。

 

 

大会議室にスーツ姿の社員人がゾロゾロと集まってきた。

 

 

全部で100人くらいだろうか。

 

 

そして、社長から社員へねぎらいの言葉があった。

 

 

 

テーブルの島は大きく3つに分かれている。

 

 

 

 

 

 

ひとつは豪華な懐石料理のテーブル。

 

 

もうひとつは普通の弁当のテーブル。

 

 

最後はボウルのご飯と海苔だけが置かれてあるテーブル。

 

 

自分でしゃもじでご飯をよそって、海苔でおにぎりを巻くセルフ式だ。

 

 

 

 

 

3つの席は松茸梅といったところか。

 

 

社長が社員の名前を呼んでいく。

 

 

 

 

 

『山田くんはこのテーブル。』

 

 

豪華なテーブルに呼ばれた。

 

 

 

 

『鈴木くんはこのテーブル。』

 

 

お弁当の席だ。

 

 

 

 

 

社長は50代の物腰柔らかそうなお方だ。

 

 

こんな優しそうな人が、社員をおにぎり席に座らせることなんてあるのか。

 

 

 

 

 

同級生曰く、

 

 

『このランチミーティングがプレッシャーなんよ。』

 

 

もちろん社長からみた仕事の評価が、そのままランチの内容と比例しているのだ。

 

 

同級生は2人ともお弁当の席に呼ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて私は・・・

 

 

入社して1カ月だが、無難に仕事はこなしている。

 

 

よくて懐石。

 

 

悪くても弁当だ。

 

 

 

 

 

社長『坂本くんは・・・この席。』

 

 

 

ガーン Σ(°Д°;

 

 

私はおにぎりの席に呼ばれてしまった。

 

 

私は無難に仕事をこなしたつもりが、並以下だという判定だった。

 

 

 

 

 

 

おにぎりの席は社員100人中5〜6人。

 

 

私もそこにはいった。

 

 

それから特にお叱りの言葉があるわけでもなく、みんなで楽しくおにぎりを頬張った。

 

 

それが余計に心傷んだ。

 

 

 

 

 

この屈辱。(゜益゜)

 

 

この辱め。(`m´#)

 

 

クソォ。クソォ。(`皿´ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・そこで夢が覚めた。

 

 

 

 

久しぶりのナイトメアだ。

 

 

なんとな~く夢の意味は自分で分かっている。

 

 

無難に仕事をやるってのは並以下だという自分への戒めである。

 

 

今は目の前の仕事をこなしているだけだ。

 

 

それは現状維持であって前進ではない。

 

 

 

 

 

 

コロナの影響で、今年から新たに始めるはずの勉強がストップしたままだ。

 

 

もちろん東京へ行けなくなったから。

 

 

今年中にレベルが5ポイントアップするはずが、立ち止まったままだ。

 

 

その焦りからこんな夢をみたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨晩は勉強しようと思ってたのに、疲れててそのまま寝てしまった。

 

 

このサボり癖も夢に反映されているはずだ。

 

 

 

 

 

 

この夢の日に来ていた、自営業のお客さん。

 

 

製鉄業をしているのだが、休みは月に1回ほどらしい。

 

 

 

 

この人と比べたら、毎週休んでいる自分はサボっているのか?

 

 

とさえ錯覚する。

 

 

それも夢をみた一因だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、勉強会がなくなって少し休みすぎた。

 

 

『ぼちぼちギアチェンジしろ。』

 

 

というお告げに違いない。