東京へ毎月勉強に行っている。
そのスクールの代表が塩川雅士カイロドクターだ。
人格、熱意、実力。
すべてが高次元である。
そんな塩川先生が『note』というアプリで記事をたくさん書いている。
ドはまりして、1ヶ月で記事を100個くらい書いたのだとか・・・
まったく凄い人だ。
そのなかで、心が震えるような記事があったので、ぜひ読んで欲しい。
塩川雅士先生のお言葉を引用させていただくと・・
血液に含まれる鉄は超新星爆発の産物であり、骨に蓄えられたカルシウムは遠い星々の命の残響です。
脳は光のシグナルを読み取り、心臓は宇宙のリズムと響き合い、免疫や代謝の周期は季節や時間と共に揺らいでます。
夜空を見上げるとき、私たちは単に星を眺めているのではありません。あの星々のかけらが自分の体をつくり、その光と同じリズムが自分の心臓や細胞に刻まれている。
そう思うと、私たちは宇宙から切り離された存在ではなく、宇宙そのものが人の形をしていると気づかされます。
どうでしょうか。
自分が地球とか宇宙の一部だと、本当に体感できている人間の言葉だと思う。
これを悟りというのだろうか。
私には恐れや妬み嫉妬、ネガティブな感情がまだある。
塩川先生にはそれがない。
この前、塩川先生に『先生って怒ったりしないんですか?』
と聞いてみた。
すると、『家族にだけね(笑)』
と笑って言っていた。
スピリチュアル用語でワンネスというものがある。
すべては一つという意味だ。
塩川先生の語った宇宙=自分論と考え方は同じである。
私が中指だとして、親指を『やーいチビ』と罵ったとする。
でも中指の根っこをたどっていくと・・・
手の平になり、親指と他の指とも合流する。
さらにたどっていくと・・・腕になり、私本体に帰還する。
結局、分離しているように見えて、中指も親指も同じ一つの個体(すべての一部)だったわけだ。
これを自分に置き換えると、大嫌いだったあの人も、私を罵ったあの人も、私の愛する家族も、根っこでは繋がっている。
結局みんな、自分自身なんだってことが分かる。
だから人を罵ったり笑ったりはできない。
自分自身だからだ。
ただ愛するしかない。
自分の指をみて親指がずんぐりなやつだとか、中指がカッコいいとか、思ってもしょうがない。
すべて自分自身だからだ。
この考えがもっと根源的に理解できれば、恐れや嫉妬はなくなる。
人と比べたりせず、自分の成すべきことにもっとワクワクして取り組める。
それにしても・・・
塩川先生が、壮大な宇宙のことわりを語っていて、
私は、自分の親指の話をずっとしている。
これが悟りの差だろうか。





