高知マラソンに向けて、年末に30km走った。
5日前にハーフ(21km)を走った疲れが残っていたのか。
それとも年末の仕事の疲れが溜まっていたのか。
序盤からなんだか足が痛い。
ペース的にはまあまあで走れていたが、このコンディションで30km走っても良いものだろうか。
今日は無理せず10kmくらいにしとこうか。
30kmは年明けにまわそうか。
ネガティブな考えが頭を下げてよぎる。
我慢すべき痛みなのか。
無理してはダメな痛みなのか。
そこの見極めは難しい。
30km走り終えたあと、脚を傷めたらどうしよう。
という不安坂本と、
これくらいの痛みでやめていたら、今後ずっと走れないじゃん。
という根性坂本が、くるくる入れ替わる。
きっと今回は30kmという距離にビビってナーバスになってしまっていたのだ。
今後仕事の疲労もなく、ベストコンディションで走る事なんてないだろう。
時間的にもコンディションを考えても、この年末年始以外で30kmを走るチャンスはない。
今回の30kmの目標タイムは2時間45分。
1kmを5分30秒で走る計算だ。
最初の10kmと20kmを5分20秒で走って、後半の10kmはバテて、5分45秒で走ればなんとかクリアできる計算だ。
序盤の5〜6kmは足の痛みが不安だったが、それ以降は気にしない事にした。
最初の10kmは55分40秒。
序盤は坂道もあってか、設定タイムの1km5分30秒より10秒ほど遅いペースだ。
うーむ。
今回はタイムを気にず、30km完走を目標に、楽しむ方向に頭を切り替えた。
20km地点。
1時間50分ちょい。
ここまで1kmを5分30秒間ペース。
最後の10kでペースを落とさなければ目標突破が見えてくる。
10kmごとにマラソン用のゼリーを食べながら走った。
ゼリーはいろんなメーカーからでている。
初めて21km走ったときは後半でお腹が減ってきた。
そこで、ゼリーを食べるようにした。
いろんな商品がある。
カフェインのはいったやつ。
これは後半効いてくる。
甘くて酸っぱいやつ。
疲れていると、この甘酸っぱさが脳に染みる。
あと問題なのが、食べにくいやつ。
開封して口元に持っていくが、なかなか口にはいってこない。
ゼリーの容器をたたんで、手で絞りだしてようやく口にはいってくる。
この時間は口呼吸していない。
かなり息苦しい。
そして手がベトベトする。
などいろいろ問題がある。
もっと、チュルンと口にはいってこないだろうか。
ここはいろんな商品を試しながら試行錯誤している。
脚に疲労はあるが、あと10kmならいけそうだ。
なんだか楽しくなってきた。
ラストの5km。
ここへきて1km5分13秒。
なんとペースが上がってきている。
また余力がある。
あと5kmだと思うと、気持ちが楽になってきた。
そして、ペースを上げて目標タイムを達成したい。
がぜん楽しくなってきた。
そのままペースを上げて、目標タイムを切ってゴールできた。
そうだ。
ノルマとかタイムに縛られないで、楽しむように意識を変えたら身体が軽くなる。
仕事も同じ。
気持ちが前向きになっていないと、毎日疲れる。
仕事のクオリティも下がっているだろう。
でも、目の前のやるべき事を新鮮に楽しめたら、どんどんクオリティが上がってくる。
今回、序盤は距離にビビッて身体が重かった。
ささいな痛みまで気なりだした。
後半はギリギリ目標が達成できそうで、アドレナリンがでて楽しくなってきた。
目標をつくるのは良いけど、それが自分を苦しめるものになってはいけない。
目標をつくることによって、自分が楽しめるようになればきっとうまくいく。
私は走るのが好きだ。
そんな私が、30kmを走ればおおよそ自分のマラソンの実力がいやでも分かってしまう。
思ってたより全然走れなかったらどうしよう。
とかいろいろ考えだす。
そうすると身体が重くなる。
そんなことよりも、目の前の走ることを楽しめば良かったのだ。
高知マラソンの当日も、このマインドで臨みたい。
毎日の仕事も、東京での勉強も、この感覚を忘れないように臨みたい。





