高知マラソン前の最後の追い込み。
35キロ走を決行した。
本当は30キロの予定だったが、みんな
『30キロからきつい』
『35キロから地獄』
とか言うもんだから、慣れておくために35キロにした。
最初に21キロ走ったのは11月。
走り終わった後は、こんなに走れたのは奇跡だと思った。
最初に30キロ走ったのは年末。
もう1歩も動けないと思った。
それから21キロと30キロを交互に走っていった。
するとあら不思議。
21キロが短く感じる。
体力がついたのかもしれないが、それよりも脳が慣れていったという感覚がある。
というわけで、35キロを体験することによって、42キロへの恐怖をなくす作戦である。
それまでにクリアすべき問題があった。
足首から太ももまで、ランニングタイツを履いて走っている。
しかし、すべり止めが弱くなったのか最近ズリズリ垂れ下がってくるようになってきた。
新しく購入しようと思い、同じ商品をアマゾンで見ていると、衝撃の事実が発覚した。
タイツは緩やかな『く』の字になっているのに、私は前後逆に履いていた。
ひざが曲がりやすい形状になっているはずが、逆に履いていたのでひざが曲がりにくい状態で走っていたのだ。
なんてこったい。
ズリズリ垂れてくるのは、それも要因だったのかもしれない。
さらに、嫁さんが『ソックタッチ』という商品を教えてくれた。
なんでも、女子高生がルーズソックスを履くときなんかに、ズリズリ垂れ下がってこないように足に塗る滑り止めだそうだ。
私は女子高生とはかけ離れたアラフォーのおじさんだが、思い切って買ってみた。
ソックタッチ。
到着したらリップくらいの大きさで、女子っぽく白地にピンクで文字が書かれてあった。
さて35キロ走当日。
ソックタッチを太ももに塗りまくった。
走ってみると、タイツは落ちてこないし、ひざも曲がる。
最高だ。
最初の1キロが設定より30秒くらい早かった。
少し飛ばしすぎだが、調子が良いのでグングン走った。
最初の10キロはかなり早かった。
ちょっと飛ばし過ぎだな。
すこーし落とそうか。
そう思い出したころ、右足ふくらはぎに張りがでてきた。
長い距離を走っていると、足首だったり、ひざだったりどこかしら痛くなる。
それが出たり引っ込んだり、他の場所に痛みが移ったり。
それが今回は、右のふくらはぎの張りが一向に消えず。
どんどん張りが強くなって、15キロくらいから攣りそうになってきた。
まだ20キロあるのに・・・
これが本番当日だったら、かなりパニックだっただろう。
20キロ以降はかなり痛みが激しくなった。
出発は今まで走ったなかで一番軽かったのに。
20キロ時点で今まで走ったなかで一番痛い。
28キロくらいからは、右足で着地するだけで痛い。
なんとか攣らないように。
この状態でゴールできるよう走った。
25キロ時点の自販機で水を買って吸水ボトルに満タンいれていた。
身体が消耗しているせいか、やたら喉が渇く。
たぶん体のタンクが空になっているんだろう。
200~300m毎に水を飲んで、32キロでボトルが空になってしまった。
35キロ
なんとかゴール。
精も根も尽き果てた。
最初に飛ばし過ぎたのが第一の要因。
そして、体のケアを怠っていたと思う。
マラソンを人生に例える事が多いが、今日の走りは人生よりキツかった。
私の人生はここまでハードモードではないはず。
30キロなら最近楽に走れてしまっていたから、驕りがあって前半から飛ばし過ぎてしまった。
本番前にそのミスをしていて良かった。
もう1回プランを練り直そう。





