カイロによくある7つの誤解
①症状を取り除くのが主目的ではありません。
カイロプラクティックは症状を取り除くのではなく、サブラクセーションと呼ばれる背骨の神経圧迫を取り除くのが目的です。
神経が正常に働けば、徐々に自然治癒力も働きだし、結果として症状が回復していきます。
②好転反応がでる場合があります。
矯正後、体に様々な反応がでる場合があります。
これを好転反応といいます。
好転反応は、眠くなったり、体がだるくなったり、痛みがでたり、アレルギーがより強くでる場合もあります。
これは体が変化を起こしている証拠で、2~3日で治まってきます。
初めて矯正を受けた方が、特に好転反応はでやすいです。
③症状が残っていても、施術の期間をあける場合があります。
痛みやしびれなどの症状が残っていても、サブラクセーション(神経圧迫)が改善していれば矯正の間隔をあける場合もあります。
サブラクセーションが改善していれば、時間がかかっても自然治癒力で症状を回復していくからです。
逆に症状がなくなっていても、サブラクセーションが改善していなければまだまだ矯正が必要です。
④背骨のゆがみをまっすぐにすることが目的ではありません。
カイロプラクティックは曲がっている骨をまっすぐにするのが目的ではありません。
あくまで神経圧迫を取り除き、自然治癒力を高めるのが目的です。
カイロプラクティックは、見た目のゆがみよりも、体の機能回復の方を優先します。
⑤ボキッと鳴らすことが目的ではありません。
矯正するときにでる『ボキッ』という音は、脊柱を囲む滑液のはじける音です。
しかし矯正音が鳴るか鳴らないかは、施術の効果と関係がありません。
腰や首をひねれば音はいくらでも鳴ります。
たくさん音が鳴るように、ひねって矯正をする整体や整骨院のテクニックが実際にはあります。
しかし、それは関節や靭帯を損傷する原因にもなりかねません。
音が鳴らなくても、正しい方向に刺激が加われば神経圧迫は取り除かれます。
⑥矯正の回数ではなく、矯正の間隔が重要です。
長い期間ゆがみのあった椎骨は、矯正をしてもまたすぐに戻ってしまいます。
早い人ならその日のうちに、長くても1ヶ月以内で戻ってしまいます。
そこで矯正しいく間隔が重要になってきます。
前回矯正した骨が戻ってしまう前に、次の矯正をしないと全く意味がありません。
そこで新規のお客さんは、骨が安定するまである間隔をつめて矯正を行う必要があります。
⑦お客さんの協力も必要です。
糖尿病の人がいくら薬を飲んでも、甘いものを大量に食べていけば改善はしません。
それと同じように、ふだんの私生活を改めなければ体の症状は変わりません。
ふだんの姿勢はいいですか?
栄養のあるものを食べていますか?
睡眠や休息は十分にとれていますか?
タバコやお酒を摂り過ぎていませんか?
適度や運動はしていますか?
ストレスをためていませんか?
生活習慣を変えていくことは、矯正を受けるのと同じくらい重要です。
お客さんの心が『治そう』と思ったときから自然治癒力は働き始めます。
健康になるのは素晴らしいことです。
そして、1日でも早く健康を取り戻した方が、人生は充実します。