凧揚げ

皆さんあけまして、おめでとうございます。

 

 

 

お正月は久々にゆっくりした。

 

 

おせちを食べ、おでんを食べ、駅伝をぼーっと見ていた。

 

 

 

 

 

 

そして、お子ちゃま達を連れて公園へ行った。

 

 

 

 

娘たちとはバドミントンをして、飽きたら大好きなシャボン玉を始めた。

 

 

 

 

公園の片隅に1輪だけ花が健気に咲いていた。

 

 

娘たちはその花をたいそう気に入り、

 

 

『お花ちゃん、プレゼントだよ。』

 

 

と、そのお花にシャボン玉を吹きかけていた。

 

 

サービス過剰というやつだ。

 

 

 

 

 

お花ちゃんはシャボン玉ではなく、きっとお水が良かったと思う。

 

 

ボタンの掛け違いというやつだ。

 

 

お花ちゃんは、きっと娘たちの心意気だけは評価してくれたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

公園では凧揚げに興じる子供たちが多かった。

 

 

風が強かったので、絶好の凧揚げ日和だ。

 

 

みんな鬼滅の刃やプリキュアなど、市販で買った立派な凧だった。

 

 

今日の公園は、上流階級のお子様達が多かったのだろうか。

 

 

我が家はそんな立派な凧は、買ってあげていない。

 

 

 

 

 

 

 

うちの凧は数年前に保育園で作ったやつだ。

 

 

立派ではないが、味がある。 

 

 

まっすぐ飛ばないが、そこは走力でカバーする。

 

 

ハングリー精神ならほかの家族に負けない。

 

 

 

 

 

 

他の子の凧よりも、真っすぐ挙がらない自家製の凧。

 

 

それを、必死で挙げようと走る健気なうちの娘たち。

 

 

 

 

なんだか、竹原ピストルの『俺のアディダス』という唄を思い出した。

 

 

こんな歌詞だ。

 

 

一等星に生まれてくることができなかった以上は、

 

一等星よりまばゆい大金星を狙ってやるさ。

 

 

 

ダイヤモンドに生まれてこなかったからには、

 

ダイヤモンドより硬い意志を貫いてやるさ。

 

 

 

 

ホンモノをブッ倒す、極上のバッタモン(偽物)

 

何か文句あるか?世の中、勝った者勝ちだっただろ?

 

 

 

 

 

 

娘たちの凧は一等星ではないけれど、ピカピカの他の凧に負けまいと、必死で空を目指している。

 

 

 

私もそうでありたい。

 

 

 

よし、今年も頑張るか。