手直しはほどほどに

今日お店でスボンを買いました。


店員さんに裾の長さを見てもらい、良い感じのところをクリップでとめる。


店員さん『では裾直しをさせていただきます。』


待つこと20分。


店員さん『お待たせしました。』


私『一度ズボン履いてみますね』


履いてみると、


『あれ?なんだか長い(^^;


さっき店員さんにクリップでとめてもらった時よりも、あきらかに長く感じます。

 


裾がかなりダボダボ。



私『ちょっと長いですね。もう少し切ってもらって     良いですか?』

 

店員さん『え?いいですけど・・・。座った時に

     短く感じるかもしれませんよ。』



私『でも立った時に長く感じるのでお願いしす。』

 

また店員さんに裾の長さをみてもらいクリップでとめる。


今度はバッチリ。



待つこと20分。


スボンを履いてみると、今度はなんだか短く感じます。

 


さっき長かったから短く感じるんやろか?


クリップでとめた時はピッタリだったのに。


冷や汗がでてきました。


切りすぎた裾は戻ってこない。


お店をでて車に乗ると座っているので、やっぱり短く感じる。




治療の現場でもこういうことはよく起きます。


治療が終わった後、


先生まだちょっと痛いです、と言われる事がある。



ここで次の予約がはいってなかったら、あれもやってみよう、これをやってみようと次々と治療を足してしまう。


手直しのやり過ぎ。


そうすると大概良い結果は起きません。


さっき治ってたところが、また痛くなってたりする。


やっぱり40分でバシッと決めなきゃいけないんです。


自分がベストだと思うところでバシッと切り上げる勇気が大事。



陶芸をやっているお客さんも同じ事を言っていました。


出来上がった器が70点だとする。


もう少し形を整えようとして、後からいろいろ手を加えると50点になるそうです。



治療時間も長ければ良いというわけではないのです。


達人の先生は治療時間が5分だったりします。


私ももう少しレベルアップしたら、治療時間を短くしていく予定です。




ちなみにズボンですが、立っている時はピッタリな気がする。


家に帰って普段履いてるズボンと、さっき買ったズボンの裾の長さを比べたら全く同じでした。



良かった(^^


一発目の裾直しでこの長さだったら、短く感じなかったのでしょうね。

 

 

 

 

 

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